ボードゲームのコマ制作、外注vs自作どっちがお得?|時間・コスト・品質を比較

📅 2025年10月3日 📁 製作ガイド ⏱️ 読了時間: 9分
3Dプリンター

「ボードゲームのコマ、自分で作った方が安く済むんじゃない?」

同人ボードゲームを制作する際、多くの作家が一度は考えることです。

しかし、本当に自作の方がお得なのでしょうか?

この記事では、自作と外注を時間・コスト・品質の観点から徹底比較し、あなたに最適な選択肢を提案します。

この記事でわかること
  • 自作と外注の総コスト比較(時間を含む)
  • 自作の隠れたコスト
  • 品質・均一性の違い
  • あなたに最適な選択肢

自作の方法と必要なもの

まず、自作する場合の選択肢を整理しましょう。

自作方法1:樹脂粘土で手作り

必要なもの:

製作時間: 100個で50〜100時間(成形 + 焼成 + 塗装)

自作方法2:既製品を購入して改造・塗装

必要なもの:

製作時間: 100個で15〜30時間(塗装 + 乾燥待ち)

外注の場合:3Dプリント業者

必要なもの:

あなたの作業時間: 約1時間(見積もり依頼 + デザイン確認)

費用(100個の場合): 10,000円〜

総コスト比較:時間を「お金」に換算すると?

ここで重要なのが、「時間もコスト」という視点です。

あなたの時間を時給1,000円と仮定して計算してみましょう。

方法 材料費・外注費 作業時間 時間コスト
(時給1,000円)
総コスト
自作1:家庭用3Dプリンター 初期投資50,000円
+ 材料費1,000円
40時間 40,000円 91,000円
自作2:樹脂粘土 3,000円 80時間 80,000円 83,000円
自作3:既製品改造 8,000円 25時間 25,000円 33,000円
外注:3Dプリント業者 10,000円 1時間 1,000円 11,000円

結論:外注が圧倒的に安い!

時間コストを含めると、外注は自作の1/3〜1/8のコストです。

⚠️ 自作の「隠れたコスト」に注意
  • 失敗コスト: 初心者は50%以上が失敗する(材料の無駄)
  • 学習時間: 3Dモデリング習得に20〜50時間
  • 機材メンテナンス: 3Dプリンターの調整・修理
  • 品質のバラつき: 手作業では均一性が保てない

品質・均一性の比較

自作の品質

メリット:

デメリット:

外注の品質

メリット:

デメリット:

自作が向いている人、外注が向いている人

✅ 自作が向いている人

  • プロトタイプ段階: まだデザインが確定していない
  • 超少量(5〜10個): テストプレイ用に数個だけ作りたい
  • 趣味として楽しみたい: 製作過程自体を楽しみたい
  • 時間に余裕がある: 100時間以上かけても問題ない
  • すでに機材を持っている: 3Dプリンターを既に所有

✅ 外注が向いている人

  • 本番用(100個以上): ゲームマーケット出展用
  • 時間を節約したい: ゲームデザインに集中したい
  • 品質の均一性を重視: 全て同じクオリティで揃えたい
  • コストを抑えたい: 時間コスト含めて最安を求める
  • デザインが確定している: もう変更しない

実際の選択例:先輩作家の声

Aさん(ファンタジーゲーム制作):

「最初は自分で3Dプリンターを買って作ろうとしましたが、失敗続きで心が折れました…。
結局、外注に切り替えたら2週間で完璧なコマが届いて、時間もコストも節約できました。
もっと早く外注すればよかった!」

Bさん(抽象戦略ゲーム制作):

「プロトタイプ段階では樹脂粘土で自作しました。10個程度なら手作りが早いです。
でも本番用の100個は外注。自作では品質のバラつきが出てしまうので。」

おすすめの戦略:ハイブリッド方式

最もおすすめなのは、「プロトタイプは自作、本番は外注」というハイブリッド方式です。

ステップ1:プロトタイプは自作(5〜10個)

ステップ2:本番用は外注(100個〜)

まとめ:本番用は外注がベスト

結論:ゲームマーケット出展用(100個以上)なら、外注が圧倒的にお得

外注のメリット:

あなたの時間は貴重です。
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